雨水浸透マスって必要?仙台市での設置義務や費用をチェック

家づくりや外構工事を進めていると、「雨水浸透マスの設置が必要です」と言われて戸惑ったことはありませんか?

聞き慣れない設備ですが、実は仙台市でも外構計画に欠かせない重要な雨水対策アイテムのひとつです。

この記事では、「雨水浸透マスとは何か?」「仙台市での設置義務や費用は?」「設置しないとどうなる?」など、知っておきたい基礎知識と外構計画への影響についてわかりやすく解説します。


目次

目次

  1. 雨水浸透マスとは?その役割と必要性
  2. 仙台市での設置義務や条例について
  3. 雨水浸透マスの費用相場と施工ポイント
  4. よくある質問Q&A
  5. まとめ:トラブルを防ぐためにも計画的に設置を!

1. 雨水浸透マスとは?その役割と必要性

雨水浸透マスとは、屋根や駐車場などに降った雨水を一時的に地中にしみ込ませる設備です。
下水道へ雨水を直接流さず、土地の中に自然に戻すことで、次のようなメリットがあります:

  • 道路や敷地内の水たまりや排水トラブルを防止
  • 下水道への過剰な負荷を軽減
  • 洪水・内水氾濫のリスクを抑える

仙台市のように積雪と降雨の多い地域では、雨水処理対策はとても重要です。


2. 仙台市での設置義務や条例について

仙台市では、都市計画区域内で新築・増改築・外構工事を行う際に、敷地の排水計画に応じて雨水浸透マスの設置を求められる場合があります。

特に以下のケースでは、建築指導課や開発指導課によって設置を指導されることが多いです:

  • 新築時に駐車場・玄関まわりにコンクリート舗装を行う
  • 建ぺい率の高い住宅で雨水の自然浸透が難しい
  • 開発面積が一定以上の住宅地造成

🔎 要注意

敷地から公共側溝への直接排水は制限されている地域もあるため、事前に施工業者や自治体に確認することが重要です。


3. 雨水浸透マスの費用相場と施工ポイント

■ 設置費用の目安(1カ所あたり)

項目費用相場(税込)
浸透マス(小型)約15,000〜30,000円
掘削・設置・埋設工事約20,000〜50,000円
合計(1基)約35,000〜80,000円

※設置数・土壌条件・配管の有無で費用は変動します。

■ 設置時のポイント

  • 建物から離れすぎない位置に配置する(雨樋や排水口と接続しやすい場所)
  • 土壌が硬い場合は浸透力が下がるため、砕石や透水性を確保する必要あり
  • 敷地の排水計画に合わせて位置・深さ・数を決定する

4. よくある質問Q&A

Q:雨水浸透マスを設置しないとどうなる?
A:仙台市の指定区域では、建築確認や検査時に指摘される可能性があります。排水トラブルやご近所トラブルの原因にも。

Q:後付けできる?
A:可能ですが、配管のやり直しや庭の掘り返しが必要になるため、初期の外構計画時に設置するのがベストです。

Q:点検やメンテナンスは必要?
A:落ち葉や泥がたまりすぎると機能しなくなるため、年1回程度の点検・清掃がおすすめです。


5. まとめ:トラブルを防ぐためにも計画的に設置を!

仙台市での外構工事では、雨水浸透マスの設置は「必要な場所に、適切な方法で」設置することが大切です。

  • 新築時は建築確認申請や外構計画とセットで要チェック
  • 設置費用は1基あたり約3.5万〜8万円が目安
  • 後からの追加設置は費用増の原因に
  • 土壌条件や敷地条件に応じた計画がポイント

外構や排水計画の相談は、外構工事専門店シビル・ジャパンへお気軽にご相談ください。

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