【仙台市 ウッドデッキ材の選び方】気候に合ったおすすめ素材とは?

仙台市でウッドデッキの設置を検討している方にとって、「どの木材を選べばいいのか」はとても重要なポイントです。ウッドデッキは外構の中でも風雨にさらされる部分ですから、素材の選び方次第で耐久性やメンテナンス性に大きな差が出ます。
本記事では、仙台市の気候特性を踏まえたうえで適したウッドデッキ材を解説し、天然木・人工木それぞれのメリットや注意点、長持ちさせるためのポイントなどを詳しくご紹介します。
目次
- 仙台市の気候とウッドデッキ材選びの関係
- ウッドデッキに使われる主な素材と特徴
- 仙台市の気候に適したウッドデッキ材とは?
- 天然木ウッドデッキのおすすめ素材
- 人工木ウッドデッキのメリットと選び方
- 材質選びだけでは不十分?長持ちさせるポイント
- ウッドデッキ材選びに関するよくある質問
- まとめ:仙台市でウッドデッキを検討中の方へ
仙台市の気候とウッドデッキ材選びの関係
仙台市は太平洋側気候に属し、四季がはっきりしている地域です。年間の特徴を簡単に整理すると以下のようになります。
| 気候要素 | 特徴 |
|---|---|
| 冬季 | 雪は少なめだが冷え込みが厳しい(氷点下になることも) |
| 夏季 | 高温多湿の日が続く(梅雨や台風による雨も) |
| 降水量 | 年間を通じて適度にあり、特に梅雨・台風シーズンに集中 |
| 日射量 | 冬はやや少なく、夏は日差しが強い |
こうした気候条件に耐えうる素材を選ばなければ、ウッドデッキは数年で劣化や腐食が進行してしまう恐れがあります。特に注意すべきなのは以下の3点です。
- 寒暖差による伸縮・割れ
- 湿気による腐食・カビ
- 紫外線による色褪せ・劣化
これらに対処するためには、耐候性・防腐性・寸法安定性に優れた素材を選ぶことが不可欠です。
ウッドデッキに使われる主な素材と特徴
まずは、ウッドデッキ材としてよく使われる代表的な素材と、その特徴を簡潔に整理します。
天然木(ハードウッド・ソフトウッド)
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| イペ | 非常に高い耐久性。メンテナンス性も良い。 |
| ウリン | 防虫・防腐性に優れるが重くて硬い。 |
| セランガンバツ | コストと性能のバランスがよい。 |
| サイプレス | 耐久性が高く、自然な風合いが魅力。 |
| ウエスタンレッドシダー | ソフトウッドだが防腐成分を持つ。 |
人工木(樹脂木・再生木)
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 樹脂+木粉の複合材 | メンテナンスが楽で耐候性に優れる。 |
| 再生木(リサイクル材) | 環境にやさしく、見た目も天然木に近い。 |
仙台市の気候に適したウッドデッキ材とは?
仙台市の気候条件に合うウッドデッキ材としては、以下の要素を満たすものがおすすめです。
- 湿気・雨に強い(カビや腐れを起こしにくい)
- 寒暖差に強く、反りや割れが少ない
- 紫外線に対して変色・劣化しにくい
- 冬の凍結にも耐える寸法安定性がある
結論から言うと…
耐久性を重視するなら「人工木」、
自然素材の風合いを楽しみたいなら「ハードウッド」が最適です。
天然木ウッドデッキのおすすめ素材
天然木の魅力は、なんといっても「木そのものの質感と経年変化」。中でも仙台のような寒暖差のある地域で安心して使えるのは、以下の3種です。
イペ(Ipe)
- 耐久年数:約20〜30年
- メリット:耐水性・耐虫性ともにトップクラス
- デメリット:加工が難しく高価
イペは屋外施設や公共施設でも使われる超高耐久材です。コストはかかりますが、一度設置すればメンテナンスの手間も少なく、長期間美しさを保てます。
ウリン(Ulin)
- 耐久年数:20年以上
- メリット:非常に硬く腐りにくい
- デメリット:加工が難しく、重い
仙台のように冬季の凍結や湿気に悩まされる地域でも安心して使える素材です。
セランガンバツ
- 耐久年数:約15〜20年
- メリット:コストと性能のバランスが良い
- デメリット:施工後にヤニが出ることも
イペやウリンよりも導入コストを抑えたい方におすすめです。
人工木ウッドデッキのメリットと選び方
人工木は、木粉と樹脂を混ぜた素材で、見た目は木のようでも、雨・紫外線・カビなどの影響を受けにくいのが特徴です。以下のような理由で仙台市で人気があります。
人工木のメリット
- 雨に強く腐らない
- 色褪せしにくい
- メンテナンスが簡単(再塗装不要)
- トゲやささくれが出ないので安心
仙台市で人気の人工木ブランド
| ブランド名 | 特徴 |
|---|---|
| LIXIL「樹ら楽ステージ」 | 見た目がナチュラルで高級感がある |
| 三協アルミ「ひとと木2」 | 表面が滑らかで子どもにも安全 |
| YKK AP「リウッドデッキ200」 | 施工性が高くサイズ展開が豊富 |
人工木は積雪や霜に強く、冬季のメンテナンスが最小限で済むため、雪かきの負担も少なく済みます。
材質選びだけでは不十分?長持ちさせるポイント
いくら耐久性のある素材を選んでも、施工の質と定期的なメンテナンスを怠ると劣化は早まります。
設置のポイント
- 地面からの湿気を避けるために束石や基礎をしっかり施工
- 水勾配をつけて雨水がたまらない設計
- 落ち葉や雪を放置せずこまめに掃除
メンテナンスのポイント
| 素材 | お手入れ内容 | 頻度 |
|---|---|---|
| 天然木 | 洗浄・塗装・防腐処理 | 年1〜2回 |
| 人工木 | 掃除程度(洗浄) | 月1回程度 |
ウッドデッキ材選びに関するよくある質問
Q. 天然木と人工木、どちらが安い?
初期費用は人工木の方が高くつく場合がありますが、10年単位で見るとメンテナンスコストが抑えられるためトータルでは人工木が有利な場合もあります。
Q. 雪による劣化が心配です。問題ない素材は?
人工木やウリン・イペなどのハードウッドなら、積雪・凍結によるトラブルが起きにくく安心です。
Q. 色褪せはどう防げますか?
天然木ならUVカットの保護塗料を定期的に塗布することが大切です。人工木でも、製品によっては経年で多少の色変化があります。
まとめ:仙台市でウッドデッキを検討中の方へ
仙台市でウッドデッキを設置する場合は、地域の気候に合った素材選びが非常に重要です。耐久性やメンテナンス性に優れた人工木、もしくはハードウッドの天然木が特におすすめです。
デザインや使用目的、ご予算に応じて素材を選び、長く快適に使えるウッドデッキ空間を実現しましょう。気候や敷地条件に応じた最適なご提案を受けることで、失敗のないウッドデッキづくりが可能になります。
宮城県全域及び仙台市でウッドデッキ工事をご検討中なら、外構工事専門店シビル・ジャパンへご相談下さい。
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