中古住宅の庭をリフォームするといくら?仙台市の実例とコスト

中古住宅の購入時、「建物は気に入っているけど庭が荒れている」「手入れされていない庭を一新したい」という声は少なくありません。仙台市では特に、中古物件を購入して外構・庭をリセットするケースが増えており、再整備の相談が年々多くなっています。
この記事では、中古住宅の庭リフォームにかかる費用の目安と、仙台市での実例、また工事内容の具体例を交えながら詳しく解説します。
1. なぜ中古住宅の庭をリフォームする人が多いのか
仙台市内でも住宅地が成熟する中、築20年以上の中古住宅を購入してリノベーションする方が増加しています。ただ、庭や外構部分は前の所有者の趣味や手入れ状況によって状態が大きく異なります。
特によくある悩みは次のようなものです。
- 雑草や不要な庭木が放置されていて景観が悪い
- 古くなったウッドデッキやブロック塀が劣化して危険
- 駐車スペースが狭く、車の出入りに不便
- 使い勝手の悪い和風庭園を洋風に変えたい
こうした問題を解決するには、既存の庭を「リフォーム」し、新しく使いやすく整える必要があります。
2. 庭の「リフォーム」とは?工事内容の一例
庭を「リフォーム」するとは、既存の状態を一旦白紙に戻し、新たに使いやすくデザインし直す作業を指します。以下のような工事が含まれるケースが一般的です。
■ 撤去工事(解体)
- 古い植木の伐採・抜根
- 雑草・芝生の除去
- コンクリート・ブロックの解体
- 古い物置やウッドデッキの撤去
■ 整地・造成
- 地盤の高さ調整(高低差の是正)
- 土壌の入れ替え
- 水はけ対策
■ 新規工事
- 防草シートと砂利敷き
- 新しい植栽や花壇の設置
- 駐車場の新設や拡張(コンクリート舗装など)
- フェンスや目隠しの新設
- タイルデッキや人工芝の施工
庭の状態によっては、地中に大きな根や石が埋まっている場合もあり、撤去費用が増加することもあります。
3. 仙台市での実例紹介:費用はいくらかかった?
実際に仙台市内で行った中古住宅の庭リセット工事の事例をご紹介します。
● 事例① 泉区・築30年の住宅(50㎡の庭)
- 雑草が繁茂し、古いブロック塀と物置が放置された状態
- 雨の日にぬかるみやすく、使いづらい環境
工事内容:
- ブロック塀と物置の撤去
- 雑草除去と整地
- 防草シート+砂利敷き
- 既存木の一部伐採と目隠しフェンスの設置
工事費用:約90万円(税別)
比較的シンプルな内容でしたが、整地に手間がかかったためコストがやや増えました。
● 事例② 太白区・築25年の中古住宅(80㎡の庭)
- 和風庭園だったが、手入れされておらず雑草と苔が多く発生
- 駐車場が1台分しかなく、車2台に対応したい
工事内容:
- 庭木の全撤去と石組の解体
- 庭全体を整地+人工芝施工
- 駐車場を1台から2台分へ拡張(コンクリート打設)
- 土間デザイン舗装と境界フェンスの更新
工事費用:約180万円(税別)
大がかりな造成を含む工事で、駐車場の拡張が費用の半分以上を占めました。
● 事例③ 若林区・築20年の戸建て(60㎡)
- 木が茂って日陰ばかりで、虫も多い
- 子どもが遊べるスペースが欲しい
工事内容:
- 庭木の伐採・抜根
- 土壌改良と整地
- 防草シート+人工芝施工(30㎡)
- 花壇の新設と低木の植栽
工事費用:約130万円(税別)
見た目だけでなく、メンテナンス性を重視した設計により、長期的に安心して使える庭に変わりました。
4. 庭リフォーム費用の相場感(仙台市)
仙台市内における庭のリセット費用の目安は、以下のようにまとめられます。
| 敷地面積 | 内容の一例 | 費用目安(税別) |
|---|---|---|
| ~30㎡ | 簡易な整地+砂利敷き程度 | 約30〜60万円 |
| ~50㎡ | 植栽撤去+防草+フェンス施工 | 約70〜120万円 |
| ~80㎡ | 駐車場拡張+人工芝+植栽 | 約120〜200万円 |
| 100㎡以上 | フルリノベーション+舗装・照明など | 200万円以上 |
もちろん、庭の状態や既存構造物の量、重機が入るかどうかでも金額は変動します。特に造成や擁壁が関わると費用が大きく跳ね上がります。
5. コストを抑えるための工夫とは?
庭のリセットはどうしても費用がかかる工事です。少しでもコストを抑えるには以下のような工夫が有効です。
- すべてを一度にやらず、優先順位をつけて段階的に進める
- 不要なもの(木材・資材)を自分で処分できるなら行う
- メンテナンスが少ない素材(人工芝・砂利)を選ぶ
- プランニング段階で業者と予算を共有する
また、仙台市では外構リフォームで補助金が出るケース(※条件付き)もありますので、自治体の情報も確認しておくとよいでしょう。
6. 依頼前に知っておくべきポイント
庭のリフォームを依頼する際は、次のような点を確認しましょう。
- 現地調査をしてもらい、正確な見積もりをとる
- どこまで撤去・整地が必要か、明確にする
- 将来的な使い方を伝えて、無駄な工事を避ける
- 排水経路や日当たりなども踏まえた設計を依頼する
見た目だけでなく、安全性・機能性・維持のしやすさがそろってこそ、満足度の高いリフォームになります。
7. まとめ|庭のリフォームで住まいをもっと快適に
中古住宅を購入したとき、庭が放置されていたとしても「どうにもならない」とあきらめる必要はありません。仙台市内でも、庭のリフォーム工事で劇的に変わる例が多数あります。
費用は決して安くはありませんが、毎日目にする場所だからこそ、リフォームする価値があります。快適で美しい庭空間は、生活の質を大きく向上させてくれます。
中古住宅を購入予定、もしくはすでに住んでいて庭の扱いに悩んでいる方は、ぜひ 外構工事専門店シビル・ジャパンにご相談ください。予算と目的に応じたプランニングで、理想の庭が実現できるはずです。
<お問い合わせ先>
会 社 名:有限会社 シビル・ジャパン
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代 表 者:阿部 浩幸
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