仙台市で風通しのよいフェンスの種類と選び方

~快適な外構とプライバシーを両立するために~


目次

1. 仙台市で「風通しのよいフェンス」が求められる理由

仙台市は四季がはっきりしており、夏は湿度が高く、冬は北西の季節風や日本海側からの冷たい風が吹き込むことがあります。沿岸部では海からの湿った潮風、西部の山間部では強風も珍しくありません。

こうした地域では、通気性を確保できるフェンスを設置することで、以下のメリットが得られます。

  • 湿気や熱気をこもらせず、夏場のムレを防ぐ
  • 植栽や庭木の病害虫予防
  • 強風や積雪によるフェンス破損リスクを軽減
  • 圧迫感を抑えて開放的な景観を演出

仙台市の冬は雪が降ることもあるため、雪の重みを受け流す構造は特に有効です。


2. 風通しのよいフェンスの主な種類

2-1. メッシュフェンス

格子状の金属ワイヤーで構成されたフェンス。視認性が高く、最も通気性があります。

特徴

  • 高い通気性
  • コストが比較的安い
  • 防犯性に優れる(外からの視認性が高い)

仙台市での適性
強風にも耐えやすく、雪も通すため積雪時の負担が少ない。プライバシー確保には植栽との併用がおすすめ。


2-2. アルミ縦格子フェンス

縦に並んだ格子で構成されるタイプ。モダンでスタイリッシュ。

特徴

  • 直線的で現代的な外観
  • アルミ製で錆びにくい
  • 格子間隔の調整で目隠し度を変えられる

仙台市での適性
沿岸部の塩害や冬の積雪にも強く、耐塩害仕様も選べる。


2-3. ルーバーフェンス(スリットフェンス)

羽板を斜めに配置し、視線を遮りつつ風を通すタイプ。

特徴

  • 通気性と目隠しの両立
  • 光の入り方を調整可能
  • デザインの自由度が高い

仙台市での適性
湿気がこもらず、梅雨や冬の凍結による劣化も抑えられる。


2-4. 木調スリットフェンス(樹脂・アルミ)

木目調の質感を持つ通気フェンス。樹脂やアルミに木目加工を施したタイプが人気。

特徴

  • 温かみのあるデザイン
  • メンテナンスが容易
  • 目隠しと通気性のバランスが良い

仙台市での適性
雪や霜にも強く、色褪せしにくい。


2-5. ワイヤーフェンス+植栽

シンプルなワイヤー構造に植物を絡ませる自然派フェンス。

特徴

  • 季節感のある景観
  • 通気性は植栽の密度次第
  • 初期コストが安い

仙台市での適性
常緑樹で冬も目隠し可、落葉樹で冬は採光確保。


2-6. 縦格子+ガラスパネルのコンビネーション

通気性部分と風防部分を組み合わせた高級感のあるタイプ。

特徴

  • 高いデザイン性
  • 必要な部分だけ風防可能
  • プライバシー確保しつつ開放感

仙台市での適性
雪や風の強い方向だけ防ぎ、それ以外は通気性確保が可能。


3. 主なメーカー別おすすめ商品

LIXIL(リクシル)

  • フェンスAB YS3型
    縦スリット構造で通気性が高く、目隠し効果もある。アルミ製で錆びにくく、耐塩害仕様あり。
  • ハイグリッドフェンスUF8型
    メッシュ構造で防犯性が高く、低コスト。公共施設にも採用例多数。

YKK AP

  • シンプレオフェンス13型
    シンプルな縦格子デザイン。スリムなフレームで通気性良好。
  • イーネットフェンス
    メッシュタイプで軽量かつ耐久性高い。海沿いにも適応。

三協アルミ

  • マイエリアII
    スリット形状で通風と目隠しのバランスが良い。カラーも豊富。
  • ユメッシュE型
    メッシュタイプで強度が高く、スポーツ施設や住宅に広く使用。

四国化成

  • アルディフェンス
    木調パネルとスリットを組み合わせ、ナチュラルな風通しフェンスを実現。
  • クレディフェンスHG型
    アルミ製で耐久性抜群、スリット間隔を選択可能。

タカショー

  • モクプラボードフェンス
    樹脂+木目柄で天然木のような質感。風を通すスリットタイプもラインナップ。
  • エバーアートウッド格子
    高耐候性樹脂で退色しにくく、通気性とデザイン性を兼備。

4. 仙台市の気候に合わせた素材選びのポイント

  • 耐塩害性:沿岸部はアルミ・ステンレス素材がおすすめ。
  • 耐雪性:雪を通す構造や強度のある基礎。
  • 耐風性:強風地域は基礎を深くし、隙間のある構造に。
  • メンテナンス性:樹脂・アルミなら塗装不要。

5. デザインと機能の両立方法

  • 通気部分:メッシュや縦格子
  • 目隠し部分:ルーバーや板塀
  • 景観部分:植栽との組み合わせ

6. 設置時の注意点

  1. 境界位置の確認と近隣への配慮
  2. 高さ・色の景観規制の確認
  3. 基礎工事の強度確保
  4. 雪や落下物の影響を避ける配置

7. まとめ

仙台市で風通しのよいフェンスを選ぶなら、気候条件・立地・デザインのバランスが重要です。

  • コスト重視 → メッシュタイプ
  • デザイン重視 → 木調スリット・縦格子
  • プライバシー重視 → ルーバー型
  • 自然派 → 植栽+ワイヤー

メーカーごとの強みを理解し、耐久性・通気性・外観の調和を考えて選びましょう。

宮城県全域・仙台市で外構工事をお考えの方は、外構工事専門店シビル・ジャパンへお気軽にご相談ください。

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