仙台市で玄関・スロープに手すりを設置するなら知っておきたい素材と設置位置のポイント

住宅の安全性や利便性を高める手すりは、高齢者や小さな子ども、来客のためにも重要な設備です。しかし、どの素材を選ぶか、どの位置に設置するかで使い勝手は大きく変わります。本記事では、仙台市・宮城県全域での手すり設置のポイントを、素材選び(アルミ・木調)と設置位置(右・左)に焦点を当てて詳しく解説します。


目次

手すり設置の重要性

手すりは単なる補助具ではなく、安全性向上、動線確保、快適な生活動線の実現に大きく寄与します。特に玄関やスロープでは、以下の点が重要です。

  • 転倒防止:高齢者や小さな子どもが階段やスロープで滑った際の安全確保。
  • 動線のサポート:荷物を持った状態でも体を支えられるようにする。
  • 安心感の提供:来客や家族全員が安心して利用できる環境づくり。

仙台市では、冬場の凍結や雨の日の滑りやすさも考慮する必要があります。手すりを設置することで、安全性を高めるだけでなく、住宅の付加価値も向上します。


手すりの素材選び:アルミ製と木調の特徴

手すりの素材は大きく分けてアルミ製木調(天然木や樹脂木)に分かれます。それぞれのメリット・デメリットを理解して、設置場所や用途に合わせて選ぶことが重要です。

1. アルミ製手すりの特徴

メリット

  • 耐久性が高い:錆びにくく、雨や雪、凍結にも強い。
  • 軽量で扱いやすい:施工が容易で、将来的な取り換えも簡単。
  • メンテナンスが少ない:年1回の洗浄程度で長く使用可能。
  • デザインのバリエーション:シルバーやブラックなどモダンな住宅にも合わせやすい。

デメリット

  • 冷たい金属感があるため、冬場は手が冷たく感じることがある。
  • 木の温かみや柔らかさを好む場合にはやや無機質に感じる。

仙台市の住宅街や郊外では、アルミ製手すりは耐候性・耐久性の面で非常に適しています。特に冬の凍結や雨風の影響を受けやすい玄関やスロープにおすすめです。


2. 木調手すりの特徴

木調手すりには天然木と樹脂製の擬木タイプがあります。

メリット

  • 温かみのあるデザイン:住宅の外観に合わせやすく、ナチュラルな雰囲気を演出。
  • 握りやすく快適:天然木や樹脂木は手に触れた時の感触が良く、滑りにくい加工も可能。
  • 多彩な色合い:木目調やブラウン系など、住宅の外観に合わせた選択肢が豊富。

デメリット

  • 天然木は経年劣化があるため、定期的な塗装やメンテナンスが必要。
  • 樹脂製は耐久性は高いものの、天然木の質感に劣る場合がある。

木調手すりは、住宅の外観や庭との調和を重視する場合や、温かみのある空間を作りたい場合に最適です。仙台市内の住宅では、木目調のアルミ手すりも人気で、耐久性とデザイン性を両立できます。


手すりの設置位置:右手・左手どちらが良い?

手すりの設置位置は、使用する人の利き手や住宅の動線、スロープ・階段の向きによって決めるのが基本です。

1. 右手側に設置する場合

  • 右利きの人が多い場合に自然な握り方になる
  • 玄関扉や階段の開きに合わせやすい
  • 荷物を左手で持ち、右手で手すりを握る動作がスムーズ

2. 左手側に設置する場合

  • 左利きの人に適している
  • 住宅の動線や階段の配置によって利便性が向上
  • 特に狭いスロープや玄関で右側に設置が困難な場合に有効

3. 両側に設置する場合

  • 高齢者や小さな子どもが頻繁に利用する場合は両側設置が最も安全
  • 荷物を持った場合や、片手で支える必要がある場合にも対応可能
  • 住宅のスペースや予算に余裕がある場合に推奨

仙台市内では、特にスロープや玄関アプローチの幅が広い住宅では、両側設置による安全性の向上が注目されています。


設置高さの目安と握りやすさ

手すりは握りやすい高さに設置することで安全性が最大化します。一般的な目安は以下の通りです。

  • 玄関アプローチ:地面から75~85cm
  • スロープ:地面から80cm前後
  • 階段:踏み面(段の水平面)から85cm前後

また、握りやすい断面形状(丸型・楕円型)にすることで、握力が弱い方でも安心して使用できます。木調や樹脂コーティングされた手すりは、冷たさを軽減し滑りにくい特徴もあります。


仙台市での設置事例とポイント

玄関アプローチの手すり

  • 材料:アルミ製木目調
  • 設置位置:右手側(主に右利きの家族用)
  • 高さ:地面から80cm
  • ポイント:段差が少ないが滑りやすいタイル部分に手すりを設置し、冬季の安全性を確保

スロープ設置事例

  • 材料:アルミ製(シルバー)
  • 設置位置:両側設置
  • 高さ:地面から80cm
  • ポイント:車椅子使用者のサポートを意識し、握りやすい断面形状を採用

階段設置事例

  • 材料:木調手すり(樹脂製)
  • 設置位置:右手側
  • 高さ:踏み面から85cm
  • ポイント:住宅の外観に合わせたブラウン系で統一。耐候性を考慮し塗装済み素材を使用

手すり選びのチェックポイント

  1. 素材の耐久性とメンテナンス性
    アルミ製はメンテナンスが少なく、木調はデザイン性と握り心地に優れる。
  2. 設置位置の利便性
    利き手・住宅動線・段差の有無を考慮。可能であれば両側設置。
  3. 高さと断面形状
    安全性と握りやすさを兼ね備えた高さ・形状を選ぶ。
  4. 住宅の外観との調和
    木調や色の選択で景観と調和。特に木目調アルミは人気。
  5. 冬季・雨天時の安全性
    凍結や雨による滑りを防ぐ滑り止め加工や、握りやすい素材を選ぶ。

まとめ

仙台市・宮城県全域で手すりを設置する際は、アルミ製と木調のメリットを理解し、右手・左手・両側の設置位置を考慮することが安全性と快適性の両立につながります。

  • アルミ製手すり:耐久性・メンテナンス性重視の方に最適
  • 木調手すり:デザイン性・握りやすさ重視の方に最適
  • 右手・左手・両側設置:利き手や住宅動線に合わせて選ぶ
  • 設置高さ・握りやすさ:段差や滑りやすさを考慮して安全性を確保

安全性・利便性・デザイン性を兼ね備えた手すりを選ぶことで、家族全員が安心して使える玄関・スロープを作ることができます。特に冬季の凍結や雨による滑りやすさを考慮すると、手すり設置は仙台市の住宅における必須の安全対策と言えるでしょう。

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