【石巻市外構工事】車両も通れるコンクリートアプローチと2台用カーポートで快適な駐車スペースを実現！

カーポート外構

2025年10月1日

1. 工事のきっかけとご要望

今回ご紹介するのは、宮城県石巻市で行った外構工事の施工事例です。
新築から数年が経過し、生活の変化や車の台数が増えたことから、駐車やアプローチまわりの利便性を高めたいというご相談をいただきました。

お客様から特にご要望いただいたのは次の2点です。

敷地入口から玄関までのアプローチを車両も通行できるコンクリート舗装にしたい
2台分のカーポートを設置し、天候に左右されない駐車スペースを確保したい

これらのご要望を踏まえ、「機能性」「耐久性」「メンテナンス性」を重視した外構プランをご提案し、日常の利便性を大きく向上させる工事を行いました。

2. プランニングのポイント

今回の工事で重視したのは、**「毎日の使いやすさ」と「将来の使い勝手」**の両立です。

車両通行が可能なアプローチをつくる場合、ただコンクリートを打設するだけでなく、勾配・水はけ・車の進入角度・伸縮目地の配置など、細かい設計が重要になります。
また、将来的に車種が変わっても使いやすいよう、駐車位置やカーポートのサイズ・配置にもこだわりました。

デザイン面では、住宅とのバランスを考え、無駄な装飾は省いて機能性重視のシンプルモダンな仕上がりとしています。

3. 外構施工内容の詳細

■ アプローチ・駐車スペース（コンクリート舗装）

敷地入口から玄関までのアプローチと駐車スペースは、土間コンクリート刷毛引き仕上げで施工しました。
「刷毛引き仕上げ」は表面に細かな筋をつけることで、滑りにくく安全性が高いのが特徴です。
雨の日や冬場でも安心して歩行・走行できる仕上がりとなっています。

また、コンクリートのひび割れを防止するため、伸縮目地を適切に配置。
長期間にわたって耐久性を保ち、美観を損なわない施工を行いました。

さらに、施工前には敷地全体を整地し、勾配調整と排水計画を行ったことで、雨水の滞留や泥はねも防止しています。

■ カーポート設置

駐車スペースには、2台用のカーポート（LIXIL カーポートSW）を設置しました。
カーポートSWは、強度・耐久性・デザイン性のバランスに優れ、石巻市のような積雪や風の影響がある地域にも対応できる人気モデルです。

アルミフレームとポリカーボネート屋根材の組み合わせにより、雨・雪・紫外線から愛車をしっかり保護。
夏場の車内温度上昇を抑えたり、冬場の霜取りの手間を軽減できる点も、お客様から高い評価をいただきました。

4. 使用したエクステリア設備について

舗装仕上げ：土間コンクリート刷毛引き仕上げ（伸縮目地入り）
施工内容：整地・勾配調整・排水計画
カーポート：LIXIL カーポートSW（2台用）

今回の工事では、見た目の美しさよりも「耐久性」「実用性」を最優先した素材選びを行いました。
その結果、メンテナンスが少なく長く使える外構空間が実現しています。

5. ビフォー・アフター

■ ビフォー

施工前は、砂利敷きの駐車スペースと簡易的なアプローチのみで、車の出入りや雨の日の歩行に不便がありました。
車の台数が増えるたびに使い勝手が悪くなり、カーポートがないことで雨天時の乗り降りにもストレスがありました。

■ アフター

施工後は、敷地入口から玄関までがフラットなコンクリート舗装となり、車もスムーズに通行可能なアプローチへと一新。
2台用カーポートの設置により、雨や雪の日も快適に駐車・乗降ができる空間が完成しました。
また、全体的な外構デザインが統一されたことで、建物との一体感も生まれ、見た目の印象も大きく向上しました。